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六甲山に向かって急坂の住宅街をずんずん登っていくと 街を見渡すように、ひときわ目立つマンションが建っている。 |
中層階の火事の後が生々しい。 これは、1995年1月17日のもの。 |
壁にキレイにX字模様のように見えるのは、実は亀裂。 あれから7年になろうというのに、なぜ? |
「一見派手に亀裂が入っているが、東急建設が補修だけで十分だと言っているから、 住みつづけている」と主張する看板(左)と、「危険だから立ち入らないで」と、 裁判所の文書を添えた管理組合の看板(右)が並んで立っている。 |
「危険だから遊ばないで」と管理組合の看板が指示している駐車場には、 今も居住している人の車が止まっている。 右奥に見える紅葉部分は、駐車場の向こう側の断崖。 このマンションは、前にも後ろにも動ける余地がないようだけど、 この後、どうなるんだろう? |