東日本大震災

世田谷区の公開審査会



2012年3月3日。
東日本大震災に対する活動で、世田谷区の公開審査会が行われ、
海なぎさ隊の世田谷分遣隊(いきいきネットワーク)も
審査の対象として出席した。
音楽リクリェーションは金があまりかからず、たくさんの活動を続けられるの
が、ひとつのメリット。100万円の助成金に対して77.6万円を申請。
この金額でなら、15回以上はイベント開催できる。
ところが、世田谷区の助成金界では、低コストはまったく売りにならないことが
あとでわかった。
「低予算では中途半端な活動しかできないと判断」との説明が審査委員会から
ありました。上限100万なんだから、100万で申請すべきだったらしい。
結果から先に言うと、海なぎさ隊は、不合格で助成金ゼロでした。
で、「被災地復興支援とまちづくりには、自分たちが楽しむことが大切」と
いう点をスピーチで言ったことが、減点対象として大きかったと、関係者にあと
で言われました。
「みんなもっと真剣なんだから、楽しむ、なんてダメですよ」って。
 もう1つ、重要な欠落点は、東北被災地での活動をどのように世田谷区のまちづ
くりの役に立てるかが、説明できなかったこと。他の団体では、世田谷区の物産
を売るとか、世田谷区に子供遊び場を作るとか、区内のある特定の店舗を盛り上
げるとか具体的なことを述べてました。
 海なぎさ隊は「烏山、奥沢、三茶、成城、二子玉など、意識バラバラの世田谷
区が音楽文化活動で繋がり相互理解になることが世田谷区としてのステップアッ
プなまちづくりに・・」だなんて発言してて、これじゃダメだね。
「烏山なんかと一緒にされたくない・・・」って?


海なぎさ隊

公益信託世田谷区まちづくりファンド