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もったいなくて、ずーっと食べ惜しんでいる間に賞味期限がやってきて、意を決していただきました。 何がもったいないかって? イタリアの宝飾ブランド「ブルガリ(BVLGARI)」の2014年バレンタイン向けチョコレート 「サン・ヴァレンティーノ2014 “ルイ・エ・レイ“」という名の、宝石のようなチョコ。 2粒入りで3500円(税別)だし、味覚がベストコンディションじゃないと食べちゃいけないよね。 そして、 大事に味わいたいチョコレート・ジェムだから、ちゃんと「彼」だけでなく、最初から「彼女」用?もあると ころがさすが。どちらからどちらへ贈るかは自由だけど一緒に楽しめるのはいいよね。 |
今年は「フィレンツェ」と「京都」がテーマとのことで、1粒ずつ京都の和紙で出来た凝った箱に 納められ、その彼と彼女の箱が一緒にパッケージされている。 一組の男女を表現するのに「赤と黒」とか「ピンクと青」みたいなわかりやすさではなく、カマイユ配色っぽく 紫系で揃えてきたところがシックだ。 で、その中身だが。 大粒のチョコの宝石は、彼と彼女それぞれ違う個性を持っていた。 彼(藤紫のボックス)はビターな硬派。 トスカーナの「聖なるワイン」ヴィン・サントの甘さとドライいちじくのビターなチョコガナッシュが、 ビターチョコレートでコーティングされている。 彼女(明るい紫)はまろやか。 白インゲンとトスカーナ産の蜂蜜のホワイトチョコレートガナッシュと、ヘーゼルナッツとミルクチョコレート ガナッシュをビターチョコレートでコーディングしてマイルドで甘〜い世界が広がります。 |
私は硬派なので、「彼」を選びました。 でも、庶民すぎる舌は、普段口にしているチョコレートとは明らかに違うことはわかったが、 一粒500円くらいのチョコとの差は、感じ取ることができなかった。鍛え方が足りんな。残念。 とはいえ、特別感は格別で、つかの間の夢を味わうことができたのは事実だ。 |