KISSは、１９７３年１月にアメリカで結成され、今年は
４０周年記念で来日公演を果たした。
今回は、１９７７年に初来日し、１０回目で７年ぶりの来日となる。

何と、近衛麗衣は当時、高校１年生で初来日公演を
観ているのである。
（この時に前座を務めたのが、日本のロックバンドの
BOWWOWであった。）

今回の初日は、１０月１９日（土）に幕張メッセ。
エアロスミスで千葉には懲りていた近衛はこのライブは
パスした。

そして、２１日に大阪城ホールで公演後、待望の日本武道館
ライブが、２３日、２４日の２日間連続公演だった。

このKISSのライブではコネがなく、当日調達という事で
当日、日本武道館に赴いた。
結果は、惨敗。２３日は当日券を買う事になった。
（翌日のチケットは、この日に購入した。） 

メンバーは６０台半ばだと言うのに、みんな元気満々。

オリジナル・ナンバーは
星のメイクのポール・スタンレーと火を噴くジーン・シモンズの二人。
エース・フレイリーとピーター・クリスは脱退し、何度かメンバーチェンジ後、
現在はエリック・シンガーとトミー・セイヤーが加入している。

新しい曲も披露されたが、やはり往年のナンバーの方がノリノリになる。
あと、日本だけでのサービスが、ポールのアカペラで歌う「上を向いて歩こう」
である。

私は、故・坂本九さんのお兄さんと知り合いなので特に感激があった。
また、アリーナの中央に特設ステージが設置され、ポールがロープで
移動して歌う「ラブ・ガン」は恒例となったが、会場が一体化し、熱狂！

アンコールは「デトロイト・ロック・シティ」など３曲をプレイした。
ライブ会場として、近年、東京ドームが多く使われるようになったが、
やはり日本武道館クラスの会場が身近で楽しめると思う。 

最近、体調不良の近衛麗衣だが、２３日は元気で帰宅したのだが、２４日は
さすがに疲れて帰宅することになってしまった。
でも、メンバーより、１０歳以上も若いのだから、早く健康を取り戻したいと
考えている。

２４日の公演は、WOWWOWで生放送されていたらしいので、ロックのライブには
珍しく、時間通りに始まり、完了したという感じだ。
昔はロックのライブは時間通りに始まる事はなく、３０分以上遅れても不思議では
なかった。

何はともあれ、「KISS４０周年おめでとう！」オリジナル・メンバーでない事は
残念だけど、生き残って活動している事は素晴らしい事だ。

ディープ・パープルというロック・バンドはメンバーチェンジが激しくて、
第一期、第二期、第三期、第四期と歴史が古い。
来年の春、１８年ぶりに来日するらしいが、誰がメンバーなのだろうか？

今回のKISS来日でも、メンバーと会える事はなかった。

過去に１回だけ会えているので、一期一会を記憶に留めておくしかないのだろうか？
しかし、また会えるかも知れない。期待を胸に秘め、近衛麗衣は健康回復に
頑張ろうと思っている。

過去に実現したポール・スタンレーとのツーショット