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2003年10月17日8時過ぎ、営団地下鉄半蔵門線押上行きが九段下駅にさしかかると、 構内に警報が鳴り響き、電車は駅に頭だけ突っ込んだ形で急停止してしまった。 「線路への転落事故があったため、半蔵門線は全線、運転を見合わせます」 こうして、車内に缶詰状態が始まった。 |
対岸ホームの人々が突っ込んできた車両の下を覗きこんだり、転落の状況説明してるみたい。 なんてこった。この車両が轢いちゃったってこと? 乗客は無言で、状況把握しようとキョロキョロ。でも、写メールする人はいそうでいなかったね。 「転落された方はホームの下に避難して無事でした」 ああよかった。 しかし、これですぐに電車から降りられる、と思ったら大間違い。 狭い隙間といえども電車をどかしてから救助するのではなく、救助してから電車を動かし、 ホームに到着することができたのでした。 車両で線路がふさがってる状態のホーム下の隙間から、いったいどうやって救助したんだろう。 |