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最高級天然パン専門店
「recette」ルセット
世田谷区三宿1-19-16
開店日:土日15:00〜19:00
多くのメディアに紹介されている、インターネット
通販の数千円のパンが数ヶ月待ちのバブリーなパン
屋さんだと教えられた。違いがわかるか試してみよ
うとするが、ターゲットの「@シナモン ¥2600」
は発売開始2分で売り切れ、あえなく敗退。次の
予約受付は4ヵ月後だ。
う〜ん、それなら現地へ行くしかない。
インターネット通販とは別の、店頭販売品が土日
の夕方だけ買えるのだ。そして、入手に失敗した
パンも店内限定で食すことが出来る。
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入り口には、「並んでても買えないかも」と断り書きがある。
予約も店頭でのみ可能。ああ、なんてタカビーなんだ。
Webサイトには、これでもか、と高級材料が並べられている。
あの大島の天日塩(東長崎機関入手品とはブランド違い)も入ってるよ。
ホントに違いがわかるほどおいしいのだろうか?
実際、開店1時間半前には人が並び始めているが・・・。
15時に店が開くと、2組づつ店内へ誘導される。そこでゆっくり商品を選べる。
そう、対面販売でよくありがちな声がデカくて強引な人と戦いながら買い物しな
くていいのだ。商品が少しずつしかないので、みるみる種類が減っていく。
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これが、通販でゲットし損ねた「@シナモン」のイート・イン版、「カフェ風@シナモン」。
発酵バター、メープルシロップ、クリームチーズ、ラムレーズンが参加して、なんとも
濃厚な味。でも、パンなんだよね。
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こっちは、同じくネット通販限定品(¥3600)の店内メニュー「カフェ風@バニラ」。
食感は「パン」だが、マロンシロップに、チョコやオレンジピールをトッピングした
甘〜い一品。
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店頭販売のパンの一部。予想外だったのは、必ずしもぶっとび価格ではなかったこと。
右手前のワッフルは¥150。デパ地下の高級パン屋の方が値段は上だ。
右前から時計回りに、ワッフル、ピーチ・パン、パン・プリン、チョコレート・ブレッド、
紅茶ブレッド(本当の商品名は使われている材料の記号の組み合わせ)。
で、肝心の味は・・・、全体的に高級パンにありがちなアブラぎった感じが皆無。外側だ
けさっくりしてるのに、もちもちしっとりの食感が印象的だった。コクがあるのにあっさり
していて、日本人向きのパンだね。確かに個性的な味だ。よそでは買えない。
文字情報だけだとバブルなパン屋という印象だったが、実際には良心的な故にこういう方法
になっていったという感じだ。そして、味のために究極の素材を求めていった結果が健康的
なものだったというのが面白い。味を犠牲をして値段も高いのが当たり前の健康系食品には、
見習って欲しいもんだ。おっと、洗脳されちまったかな。
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